松山まつりとは
四国4大祭りとして昭和41年から始まった松山まつり。
毎年8月上旬の3日間開催され、松山市内の大街道、千舟町、堀之内公園で野球拳おどりや野球サンバ、ダンスを各チームが踊り街を練り歩きます。
3日間の日程で、各、野球拳おどり(企業連)、野球拳おどり(団体連)、 野球サンバ、の日程を3日に分けて行われます。
参加者数は、松山まつりの初日が約20連で約2000人、2日目が約32連で約2500人、3日目が22チームで約1200人と毎年大勢の参加者が踊りやダンスを披露します。
観客数は、大街道・千舟町通り・堀之内の3会場3日間で約30万人の観客が来場する大きなイベントとなっています。
野球拳サンバとは
野球拳サンバとはその名の通りサンバのリズムに合わせて踊るとされ、その踊りの中に野球拳の踊りの振りを取り入れないといけない決まりがあります。
また、野球サンバの曲には新・旧の2つのバージョンがありどちらを使用してもかまわないとされています。
野球拳おどりとは
野球拳おどりは愛媛の郷土芸能であり、世間一般に知られているじゃんけんをして衣服を脱いでいくというものではなく、野球拳おどりの曲に合わせてオリジナルの衣装を着ておどりを披露するというもの。
野球拳おどりの楽曲は一般から募集しており、アレンジや編曲など指定されたルールの範囲で作成し審査に通ると楽曲が採用されます。
最近はロック調のバージョンがいくつかリリースされており、若者の参加が増えていたり、当日参加出来る市民連も存在しています。
大がかりなパフォーマンスが見どころ
大街道、千舟町では道路を占領して大人数の団体による野球拳が開催されています。
大街道は1番町から千舟町通りのアーケード下を野球拳専用に仕切られています。
子どもから大人まで楽曲に合わせて大街道をおどります。
千舟町通りは数百メートルを交通規制し車両侵入禁止となります。
大街道から千舟町通りまで数多くのチームや団体が踊りを披露して観光客も相当数訪れます。
堀之内では、野球拳おどりの醍醐味でもある企業や団体連による大掛かりなパフォーマンスは毎年アップデートされており年々大規模で迫力のあるものとなっています。
1つの企業で100名近くのパフォーマーがオリジナル衣装を作成しオリジナルのパフォーマンスを披露します。
いよぎん連はトラックにオリジナルの垂れ幕に太鼓で盛り上げていたり
堀之内のステージ前に次々と連がパフォーマンスをして観客もすごい数の人が来場しています。
MiURAはトラックに風船が大量に飾られていてシャボン玉を噴出するパフォーマンスで企業イメージに近いようなパフォーマンスにも感じられました。
各団体約5分程度のパフォーマンスで入れ替わるので次々と新しい野球拳おどりを楽しめます。
ダイハツは巨大なグローブとボールのパフォーマンス
どの団体も息ぴったりな踊りで迫力があります。
企業キャラクターも踊っていたりします。
飲食店の出店も充実
堀之内では出店も数多く出ていて食事をしながら松山まつりを楽しむことができます。
地元愛媛産の出店も多く愛媛の「食」も楽しめます。
テーブルも用意されているのでゆっくりと見学することができます。
フィナーレは花火の演出
松山まつりの最後には堀之内の会場で花火の演出があり盛大なフィナーレとなります。
愛媛県内でも松山まつりは夏の一大イベントとなっており、毎年県外からも多くの観光客が来場され人気のイベントとなっています。
当日参加可能な市民連もあるので来場者も一体となって楽しむことができます。観て・食べて・参加して楽しめる松山まつりは松山の街全体で盛り上がれる愛媛県内でも一大観光イベントとなっています。
日時 8月上旬
場所 大街道周辺、城山公園(堀之内)
駐車場 なし
松山まつり公式HP