松山のまつりと言えば椿まつりを思い浮かべる人も多いと思います。今回は実際に椿まつりに行ってみて、椿まつりの駐車場状況や見どころ、楽しみ方をご紹介します。
椿まつりは、「縁起開運」「商売繁盛」「大漁満足」を祈願しに県内外から約50万人もの人が訪れる愛媛県内でも有数の大きなお祭りとなっています。また、椿神社前の道路は歩行者天国となり、約800店舗を超える出店は愛媛県最大級の規模となっています。
椿まつりと言えば「お忍びの渡御」と言われる神輿がメインイベントとなっており、椿まつりの中日である5日夕方から神輿が出ます。今回はお忍びの渡御の様子についても紹介しています。
椿まつりの開催場所・開催日時・アクセス
椿まつりの開催情報
開催期間:2025年2月4日(火)~2025年2月6日(木)
※2月5日夕方~お忍びの渡御(神輿)
開催場所:愛媛県松山市居相2丁目2−1
毎年椿まつりは1月~2月辺りで開催されることが多いです。
場所は椿神社で開催され、松山市内からだと車で10~15分程度で行くことができます。
↓椿まつり開催期間中は伊予鉄バスの定期路線の増便がされるの為下記より場所の確認ができます↓
椿まつりの見どころ・楽しみ方
実際に椿まつりに行ってみて、椿まつりの見どころや楽しみ方、おすすめの出店・屋台などの紹介をしていきます。
長蛇に渡る出店の種類や参拝・境内の様子など毎年微妙に様変わりしている椿まつりなので年々新しい発見があります。
椿神社まで出店が多い
参拝する椿神社までには、はなみずき通りと久米垣生線の交差点から歩行者天国になっているのでその間道路の両サイドには数多くの出店がズラリと並んでいます。
はなみずき通りから久米垣生線に入ってすぐのところですがここから出店が並んでいます。距離にすると2キロ近くあると思うのですが、その間出店が並びまさに圧巻で愛媛県でも最大級の出店数ではないかと思います。
朝昼夕どの時間帯にも関わらず多くの人が訪れています。まさにお祭りムード全開です。
とにかく人が多く、出店を見て何を食べたり、遊んだりしようかと選ぶのですら時間がかかります。でも、それが椿まつりの楽しみ方のひとつでもありますね。
数百メートルの出店の通りを過ぎるといよいよ椿神社へ抜けていきます。本当に人が多く賑わっています。
椿神社入口正面の左手に手水舎があるので手を清めてから参拝します。または、西側、東側からも入場することができ手水舎はあるのでそちらからでも入場可能です。
神社に向かう途中右手にはおみくじ場所があり多くのおみくじが括り付けられています。おみくじの設置規模も半端なく多いです。
そしていよいよ参拝をします。朝と夜中の時間帯だとそこまで混んでいません。しかし昼過ぎの時間帯や、夕方から夜にかけての時間帯は参拝するのにも待ち時間がでるくらい混むので空いている時間帯を狙っての参拝がおすすめです。
参拝には多くの人で行列ができていますが、何列かずつまとめて参拝ができるようになっていたり警備員の方が誘導をしてくれている場合もあるため落ち着いてゆっくり参拝することができます。
参拝が終わると神社を左回りで廻廊していきます。
曲がってすぐのところにご祈祷される方への案内があるので、法人や個人の方でご祈祷したい項目がある人はこちらより確認できます。
さらに進んでいくと巨大な絵馬があったり
通路沿いにおみくじ場所があったりします。
ちょうど1週まわったところで、お守りやえと土鈴などを購入できる場所もあります。
椿神社を階段上から眺めるとこんな景色です。この撮影時は人が少なく落ち着いている時間帯でした。
階段を降りて左手には勝軍八幡神社があり受験合格などの参拝ができます。
さらに勝軍八幡神社の隣には児守神社があり安産祈願として参拝ができます。
椿神社入口には熊手やお守りが購入できる大きなコーナーも設置されています。自宅用の小ぶりな物から企業用の大きな物まで幅広く縁起物が揃っています。
椿神社を出てはなみずき通りから来た逆の道を行くとこちらも歩行者天国になっており、両サイドに多くの出店が出店しています。
出店は県内だけでなく県外からも多く出店しています。
出店以外にも数台有名なキッチンカーの姿が見えたり、出店のテント内でテーブルや椅子がありお酒と食事を楽しめるお店もいくつかあるのでゆっくり過ごすことができます。
名前は忘れてしまったのですが、個人的に毎年出店しているイカ焼きのお店がおすすめです。
夜の椿神社はこんな感じで、昼間とはまた違った雰囲気の中参拝することができます。
椿まつりは仕事終わりや学校終わりに友達や家族と行く方が多く、夕方から夜にかけての時間帯はかなりの人が訪れます。朝昼の倍以上は増える印象です。出店の通りも人混みでなかなかスムーズにはすすめない状態です。
お忍びの渡御
3日間ある椿まつりでは、中日の夕刻から境内が大きな賑わいをみせるお忍びの渡御が行われます。
御祭神を神輿にお遷しし金刀比羅神社(北土居町)のお旅所まで御神幸願うお祭りなのですが、神輿が社殿より参道・楼門へと至る間に限り、舁き夫は一切掛声を発せず黙し又上下左右に神輿を舁き揺することもなく、ただただ静々と舁き出して行きます。
舁き夫が一切掛声を発せず神輿を担ぎ、その静粛とした様子が、神様が秘やかに御出御されるが如くに映るので「お忍びの渡御」と称するようになったそうです。
椿神社の鳥居を抜けると入場制限がなく多くの人で賑わいます。
全面金箔に飾られた神輿が、輿丁の翳す提灯の明りに照らし出されながら静々と御出御される様は、幻想的であり境内を埋め尽くした参詣者は自然と黙して神輿をお見送りしています。
そのまま北土居町の金刀比羅神社まで神輿を担いでいきます。まさに椿まつりが一番盛り上がる瞬間という感じです。
迫力満点で、見ているだけでご利益を頂けるようなパワーがあるので、椿まつりに行った際は必ず見た方が良い「お忍びの渡御」です。
椿まつりの安い駐車場は?
椿まつり開催中は多くの人が訪れる為近隣の駐車場も空いていない事も多く、多少離れた場所に止めないといけなくなってしまいます。
また、近所の住人の方や企業が土地を開放して駐車場として貸し出しています。
駐車場料金は、近隣相場で大体1回の駐車で500円~1000円程度、または高い所になると1時間500円や1時間1000円など時間制のところもあります。
私が今回利用した臨時駐車場は500円で椿神社からも近い場所だったのでおすすめ駐車場としてご紹介します。
↓椿まつり開催期間中500円で停められる駐車場はこちら↓
※時価によって料金は変更するかもしれないので要確認
来年、令和7年の椿まつりの開催はいつなのか
令和7年の椿まつりの開催日をいち早くチェックする方法があり、実は椿神社の境内に来年の椿まつり開催時期が表示されているのでこちらも要チェックです。
令和7年の椿まつりは、2月4日(火曜)、2月5日(水曜)、2月6日(木曜)の3日間となっています。
椿まつりに行ってみての感想
実際に椿まつりに行ってみると、人は多いですが朝や昼の時間帯は比較的少なく参拝もしやすいのではないかと思います。商売繁盛や合格祈願、安産祈願など多くのご祈願ができるということで、1年で一番盛り上がっている椿まつり期間中に訪れてみるのは雰囲気もありおすすめです。
椿まつり開催期間中は、熊手やお守りの種類も多く販売していたり、椿神社周辺の出店の数も愛媛県内のお祭りではトップクラスに多く大規模なイベントとなっています。
参拝だけではなく、食べ歩きや屋台で腰を据えて飲食ができるため、わりとゆっくり過ごせる椿まつり。1年に1度の大きなイベントとなっているので是非1度足を運んでみてください。